ワークマンはなぜ2倍売れたのか を読んで

はじめに

私は飲食店の実店舗を持ちながら働くエンジニアです。 その中でデータ経営を本当にできているのか不安です。データは好きですし数字も得意ですが、 それが店舗の経営として現場で働く人の満足度や、お客様の満足向上に繋がっているのか、 はっきりとYESとは言えません。

本書はワークマンがデータ経営、またその他経営手法を通してどうしてここまで人気を博し、 ワークマンプラスという新たなブランドを立ち上げることに成功したのか書かれています。

その過程を学ぶことで、自分自身の店舗に対する貢献意識、実社会の実課題に能力を発揮すること意識を高めることを目指します。

ワークマンはアパレルの中のポジショニンに成功している

デザイン性↔︎機能性と高価格↔︎普及価格の二軸のマトリックスの中で、ワークマンは普及価格と機能性の象限の中にいる

あえてAIを使わずにエクセルによる分析を行った

AIも検討したがAIはその結果がブラックボックス化されてしまう。 社員がデータを見てそのロジックを理解し、データから理由を持って答えを出すためにあえてエクセルにした。 エクセルで十分だった。

ものづくりは売価から決める

打倒Amazonを掲げ原価率を65%に。

そもそも打倒Amazonを掲げる中で、どの分野でAmazonに勝つかを明確に定義していた。 - 価格 - 販促費 - 配送料

店内の雰囲気を変身させる店作り

昔からの職人さんが買いに来る早朝と夕方以降の時間帯は昼白色にして表の看板も職人向け。 お昼の主婦層などアパレル目当てで買い物に来る時間帯は店内の曲をカフェ調にして照明もオレンジ色に